2013年5月の読了本

今月読んだ本をリストとひとこと。

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

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新潮社 (2012-07-01)
売り上げランキング: 1,228

映画は観たけど、原作は読んでいなかった人気作家の人気作。

首相暗殺の犯人の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇。次々と想像がつくようなつかないような展開になり、読んでるこっちも「逃げ疲れ」してく感じ。

あまりにも非情で辛い部分もあるが、そこは伊坂作品、ちゃんと「回収」していく。ドンドン読み進めてしまった。

 

9th Note/Senri Oe I 憂鬱のはじまり。: 1 (カドカワ・ミニッツブック)
ブックウォーカー (2013-03-28)
売り上げランキング: 1,111
9th Note/Senri Oe II 痛み分けはジャズの味: 2 (カドカワ・ミニッツブック)
ブックウォーカー (2013-04-25)
売り上げランキング: 739

80〜90年代に人気ポップシンガーだった大江千里が、齢50にしてジャズミュージシャンを目指し、今までのキャリア――すべてをすて、愛犬”ぴ”と共にニューヨークで音大生としての生活を始める。音大入学のすったもんだ、入学してからの想定外のあれこれ。内容もだけれど文章がとにかく読みやすい!「3」も出てたので購入。ミニッツブックだけあって1冊あたり20分ほどでさらりと読める。

 

フットボールサミット第11回 FC東京は強くなれるか?本当に強くなるために必要なこと
『フットボールサミット』議会
カンゼン
売り上げランキング: 46,804

サッカー雑誌フットボールサミットのFC東京特集。首都チームではあるがビッグクラブにはなりきれず、十分な戦力を備え、魅力的なパスサッカーを標榜するFC東京だが戦績はまだまだ。「惜しいチーム」から抜け出すには?選手インタビューやクラブ創設からの変遷、応援番組の裏側などたっぷりな一冊。個人的に興味深かったのが他チームの番記者による「FC東京攻略法」。中にいるとわからないことが知れるのは耳が痛いながらも楽しい。

 

王妃の帰還

王妃の帰還

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柚木 麻子
実業之日本社
売り上げランキング: 288,959

最近のお気に入り作家柚木麻子の割と最近の著書。主役は都内お嬢様校の女子中学生。

趣味趣向や生活スタイル(?)に合わせた「グループ」に分かれて絶妙のパワーバランスを保ちつつ学校生活を送る彼女たち。しかしそこは女子、恋愛沙汰が絡んできてそのバランスが崩れてしまい…という話。さまざまなグループが入り乱れ、駆け引きによって勢力図がコロコロ変わっていく様はひとつの国のよう。当人たちは「居場所」を必死で探したり作ったり。それが人生のすべてであるかのように。その奮闘ぶりが実に可愛らしくしたたかだ。

終点のあの子」が女子高生のそのような話であったけれど、ひとつ前のこの世代ではもうちょっとさわやかで希望があるように描かれる。

著者曰く「中学生くらいの年代に向けて書いた」らしい。なるほど。

 

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂 幸太郎
祥伝社
売り上げランキング: 3,848

Kindle でセールだったので、伊坂幸太郎だし…ということで購入。普通に面白く読めたが、好みじゃなかった。

また改めて読んだら気に入るだろうか。

 

終点のあの子 (文春文庫)

終点のあの子 (文春文庫)

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柚木 麻子
文藝春秋 (2012-04-10)
売り上げランキング: 78,903

王妃の帰還」を読んで、読みたくなったので再読。やはり巻頭の「フォーゲットミー、ノットブルー」がパンチが効いていて救いがないようなあるようなところと「二人でいるのに無言で読書」のほんわかしたところと。そうそう、人って他人に見せてる一面だけじゃないよ、わかるよというのを再認識。これを学生時代に読んでいたらどうだったろう。

 

透明ポーラーベア/I LOVE YOU (祥伝社文庫)
祥伝社 (2013-03-22)
売り上げランキング: 101

漠然と何かが読みたくて購入。男性作家による恋愛短編集のうちの一編。いろいろ遠回しなところが伊坂幸太郎らしい。

 
5月は短編が多め。外国作品がゼロ。数ヶ月前に図書館にリクエストしてる本はそろそろだろうか。