そろそろレビューを再開します。
先週観た『バーバー吉野』少々マイナーなPFFスカラシップ作品です。
現代では珍しい封鎖的な(でもみんな仲良し!)な田舎町で古くからの「しきたり」により男の子は全員「吉野刈り」という前髪をきれいに切り揃えたヘンテコなおかっぱ頭で統一、「山の日」という祭事の日には全員そろって田んぼで「ハレルヤ」を合唱。・・・でもそんなことに1ミリの疑問も持たない子どもたちが、疑問を持つところから始まります。単なるナンセンス映画というわけでもなく、いやらしい言い方をするならば日本の田舎版『スタンド・バイ・ミー 』ってとこです。しかし小学生の男の子ってほんとおバカで面白いです。
レビュー:バーバー吉野
4件のコメント
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トラックバックどうもです。
>田舎版『スタンド・バイ・ミー 』・・
いい得て妙ですね。少年たちの成長の物語といえば確かに。ただスタンド・・の場合はあの旅の後、みんなそれぞれの道を進むわけだけど、バーバー・・の方は、結局髪型以外は何も変わらず(笑)
日本の子供はかわいいものです。
最近はそうでもないみたいだけどね。
>バーバー・・の方は、結局髪型以外は何も変わらず
確かに。(笑
でもそれなりに一皮剥けた感があったなー。甘いかしら?(笑い
>最近はそうでもないみたいだけどね。
う、うーん・・・。そうですね。。。
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