バーバー吉野

バーバー吉野 スペシャル・エディションそろそろレビューを再開します。
先週観た『バーバー吉野』少々マイナーなPFFスカラシップ作品です。
現代では珍しい封鎖的な(でもみんな仲良し!)な田舎町で古くからの「しきたり」により男の子は全員「吉野刈り」という前髪をきれいに切り揃えたヘンテコなおかっぱ頭で統一、「山の日」という祭事の日には全員そろって田んぼで「ハレルヤ」を合唱。・・・でもそんなことに1ミリの疑問も持たない子どもたちが、疑問を持つところから始まります。単なるナンセンス映画というわけでもなく、いやらしい言い方をするならば日本の田舎版『スタンド・バイ・ミー 』ってとこです。しかし小学生の男の子ってほんとおバカで面白いです。
レビュー:バーバー吉野

4件のコメント

  1. トラックバックどうもです。

    >田舎版『スタンド・バイ・ミー 』・・

    いい得て妙ですね。少年たちの成長の物語といえば確かに。ただスタンド・・の場合はあの旅の後、みんなそれぞれの道を進むわけだけど、バーバー・・の方は、結局髪型以外は何も変わらず(笑)

    日本の子供はかわいいものです。
    最近はそうでもないみたいだけどね。

  2. >バーバー・・の方は、結局髪型以外は何も変わらず

    確かに。(笑
    でもそれなりに一皮剥けた感があったなー。甘いかしら?(笑い

    >最近はそうでもないみたいだけどね。

    う、うーん・・・。そうですね。。。

  3. […] 来月あたりから楽しみな映画が目白押しなのですが、なかでもあの『バーバー吉野』の荻上直子監督の新作『かもめ食堂』(3/11公開)にきゅんきゅんになってしまいました。 舞台は北欧フィンランド・ヘルシンキ。おにぎりを看板メニューにした「かもめ食堂」、店主は日本人女性サチエ。食堂は来る日も来る日も閑古鳥だけれどいつかお客さんがやってくる、とせっせと真面目にお店を開き続ける彼女、やがて徐々に集まってくる不思議な面々・・・。 北欧ならではのからっとした空気感とカラフルで可愛らしいインテリアやファッション。日本が誇るコメディエンヌといえよう3女優(小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ)が、その中にすんなり溶け込んで、とってもいい感じ。そしてフィンランドといえばカウリスマキ作品の面々も登場(『過去のない男』のマルック・ペルトラ!)する様子。 いろいろとコラボ企画もあるようで、そちらも楽しみ?。この春は彼女らに感化されまくりかもしれません。 […]

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