アリスシュヴァンクマイエル映画祭2004でリバイバル上映中の『アリス』を観ました。
その独特の映像センスと高いクオリティのカルト的人気を誇るアート・アニメーションの巨匠・ヤン・シュヴァンクマイエル。彼の作品の中でも特に人気のある作品が『アリス』です。タイトルどおり「不思議の国のアリス」をモチーフにシュヴァンクマイエル的悪趣味な妄想世界のアリス。

今回の特集上映ではとりあえずこれは押さえておかねば!の一本だったわけですが、これがやっぱり凄かった。おとぎ話系のちょっと薄暗い感じが見事にシュヴァンクマイエル色に染まって、「ちょいグロ・ちょいユーモラス」の絶妙な作品。
今回の特集上映ではとりあえずこれだけ観ればいいかなぁと思ってたのですが、他のもチャンスがあれば観たほうがいいような気がしてきた。
Review – アリス

2件のコメント

  1. これ、ダイスキなんです。何年も前の録画ビデオを繰り返し見てましたが引っ越しのどさくさで紛失して数年。見たい見たい発作が発症しております。
    そもそもキャロルの原作がスキなのと、原作の持つ不条理さがシュワンクマイエルの作風と妙にマッチして、かなりツボなのです。

  2. うんうん、何度でも観たいというのはわかる気がしますです。そのたびに新たな発見がありそう!

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