高校時代の仲良し5人組のその後のすれ違い、個々の境遇や悩みと友情を描いた作品。
『ほえる犬は噛まない』(レビュー)好演のペ・ドゥナ主演、本国では女性の好きな映画No.1(No.2が『猟奇的な彼女(未見)』)だったという前評判、そして私の大好きな青春群像劇、とかなり期待して行きました。
『ほえる犬?』のレビューでも書いたのですが、韓国映画の女優といえば「ロングヘアーのちょっときつめの美人」というイメージが強いのですが、この映画での女の子たちは本当に等身大で(いわゆる典型的な子も含め)、ひたむきで夢見たり挫折したり。そんな姿がみずみずしく描かれ、最後にはすがすがしい気持ちにさせてくれます。良かったなぁ。
Review – 子猫をお願い
ちなみに今日の2本目はイオセリアーニ映画祭の『蝶採り』。こちらはうって変わってかなり皮肉な内容。レビューは後日。