四月

イオセリアーニ映画祭二本目に観たのがこの『四月』(レビュー)。
監督デビュー作というこの作品は、先日観た『歌うつぐみがおりました』がヌーベルヴァーグ調というならばこちらはジャック・タチ風。
台詞を一切排し、音(主に打楽器を用いてコミカル)と映像(動きがパントマイムのようにしなやか)だけでシンプルなラブストーリーを描いていく。
イオセリアーニの信条(?)「ノンシャラン」の粋がここにあるといったところ。傑作と言っていいと思います。