伝統ある名門女子大、前途揚々の才女たちの行く末は良妻賢母。ただただ夫の出世と家族の幸せに人生をささげるのが夢。
西海岸出身の新米女教師キャサリン、彼女自身も憧れのニューイングランドの全米トップクラスの女子大とその学生との出会い、優秀な彼女らから受けるであろう刺激を期待して赴任、しかし少し「ススんだ」考えのある彼女は超・保守的な現実に唖然、自身も悩みながら学生たちに少しずつ「風穴」をあけていく。
女子大の雰囲気、学生生活はどれも魅力的で彼女たちも生き生き。しかし結婚して「一丁あがり」だけが目標だなんてもったいない。その「ズレ」を浮き彫りにしながらもなぜかキャサリンの恋愛に話が及ぶととたんに色あせ、ストーリーの照準がぼけて散漫になってしまう。盛り上がってるのに腰砕け、もったいない。