茶の味 グッドテイスト・エディション茶の味』を観ました。
鮫肌男と桃尻女』や『PARTY7』の石井克人監督の新作で、先のカンヌ国際映画祭の監督週間オープニング作品でもあります。
前2作がポップでスピード感あふれるガチャガチャした作りだったのに比べ、今回はかなり「のどか」。舞台はたぶん栃木の片田舎。山の緑と桜吹雪、変わりゆく空の色・・・と目にも心にも優しい風景がひろがり、そこで一風変わった家族のそれぞれの「モヤモヤ」と家族を見守るおじいちゃんの物語。

全体的にとにかくのんびり。タイトルにふさわしくなにかというと家族で縁側でお茶をすする。みんなで全然違うことを考えながら黙ってボンヤリと山や空を眺め、なんとなく「モヤモヤ」しながら、でものんびりと。
もちろんエキセントリックなシーンもちょこちょこちりばめられそういった石井カラーも健在。著名人のカメオ(いちおうクレジットはされているけれど)出演も多数で楽しい。
それにしても浅野忠信のぼそぼそしゃべりはアジがあっていいなぁ。
Review – 茶の味

5件のコメント

  1. おお!またイメチェンね。
    細かい所の微妙なニュアンスが、Zazieっぽいね。
    色使いもね。

  2. 茶の味

    観終わった後、ここは映画館ではなく、縁側で茶を飲みつつ物思いにふけながらこの映画を観ていたような感じにとらわれた。

    公式サイト

  3. 田園風景とCGが両極端ですごかった!
    浅野さんの存在感はもうどうしても隠せませんね!

  4. 先週見ました。
    面白かったですね。
    なんだか実写版ちびまる子ちゃんみたいで。
    浅野忠信が出る映画は結構見るんですけどね、やっぱり演技下手なんじゃないかと。でも存在感が凄いので、それでやっていけてるんじゃないかと思うです。

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