ぼくセザール10歳半 1m39cm

ぼくセザール10歳半 1m39cmぼくセザール10歳半 1m39cm』ちょっと太めでおとなしく、クラスでも目立たない男の子・セザール・10歳半は微妙で複雑なお年頃。好奇心に負けてトンデモ行動にでたり、男のプライドに悩み、クラスの女の子に恋をして、親の挙動に(精神的に)振り回されたり。
この作品ではカメラをちょうど子供の目線に据え、子供目線で物語は展開。そのショットは大人をより大きく見せ、その威圧感や子供同士の親近感をより感じることができ、またセザール自身のモノローグによってセザールの心情をよりわからせてくれる。それはとても子供らしい微笑ましいものが多いのだけれど。

子供の目線+子供独白(心情)をすべて見せてしまうことで大人(親)がいかに勘違い(あるいは逆もまた多い)をしてすれ違っているかがよくわかる。コミュニケーションのいかに難しいことよ。
それでも子供は子供なりに、大人は大人なりに相手を思いやり、考え、生きている。
子供映画的ご都合主義なところはあれど、それもヨシな好感度のある作品、なんといっても子役たちが可愛くて!子供映画らしからぬPOPな音楽群もなかなか素敵、なんせセザールはHIPHOPが好きなのだ。
そしてそして我が(?)アンナ・カリーナのオーラあふれるパワフルな演技のなんとチャーミングなこと!
Review – ぼくセザール 10歳半 1m39cm

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