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サタデー・ナイト・フィーバー

サタデー・ナイト・フィーバー スペシャル・コレクターズ・エディションサタデー・ナイト・フィーバーのリバイバル上映。実はこれが初めての鑑賞。今となってはイカした怪しいオヤジなジョン・トラボルタの出世作となった1本。
ニューヨークの下町ブルックリンでつましくペンキ屋で働くトニー(トラボルタ)が、土曜の夜はディスコでフィーバー!ずば抜けて踊りのうまいトニーは、誰もがあこがれる?ディスコキング?だったが、そんな小さな世界のキングとなったところで何にもならないことを知る。
オープニングがカッコイイ。おしゃれをしたトニーがビージーズの「スティン・アライブ」をバックに闊歩。きらびやかなノリノリ映画かと思えば実は若者の苦悩する正統派青春映画。地域・家族・恋愛・人生に限界を感じて諦めるのかそこを自力で打破していくのかトニーは悩み続ける。

なんといってもダンスシーンが有名だけれど、これはやはり圧巻でした。凝ったステップに腰をクネクネ。『パルプ・フィクション』で有名なあのシーンには思わずニヤリ。
おしゃれにこだわり、精一杯カッコつけて、コンテストに優勝するためにレッスンは欠かさず。特に興味もなければちょっとあきれてしまうほどだけれど、仕事後の楽しみに打ち込める時代の到来(70年代から80年代へ)の象徴のような気がした。そしてそして忘れてならない名曲ぞろいのサウンドトラック。思わず口ずさまずにはいられない。

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