ニューヨーク・トリビューン紙でエディターとしてばりばり働く28歳の独身女性ジェシカ、性格のせいか男運のせいか未だに「運命の人」を求めて彷徨い中。新聞の恋人募集広告を出している男性と片っ端からデートしてみるが、全然これといった人に巡りあえない。もう男性はダメなのかも・・・、とたまたま見つけたバイセクシャルの女性ヘレンが出した恋人募集の広告に衝動的に応募、恋に落ちてしまう。
「恋に落ちた」といっても「ひょっとしてそう(恋愛感情)なのかも・・・?」といったよくある暗示っぽい恋。
相手はお互い魅力的な「自分がなりたくてもなれないタイプ」で、「仲良くなる」=「ちょっとその姿に近づけたような気がする」(自分がレベルアップしたような気になる)=気分がいい(楽しい)。
結局「違うタイプの女の子の新たな自分探し」ということに尽きるので物語り自体はそんなに魅力は感じなかったです。だって女同士の痴話喧嘩なんて見られるもんでもないし。
それはともかく、二人がファッションやメイクについて盛り上がって仲良くなっていくところは、なかなか面白かったです。「その口紅どこの何色?」「○○と○○を混ぜたの」「素敵ね、今度やってみる」的な。なんか普通に仲良しでいいじゃんて思ったり。
作品データ
タイトル | KiSSing ジェシカ |
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監督 | チャールズ・ハーマン=ワームフェルド |
キャスト | ジェニファー・ウェストフェルト、ヘザー・ジャーゲンセン |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2003 |
ジャンル | LOVE,コメディ |
備考 |