『サウスパーク』のトレイ・パーカー&マット・ストーンの最新作にして問題作『チーム★アメリカ/ワールドポリス』を鑑賞。
『サンダーバード』そっくりのパペット劇。
平和を乱すテロリストに対抗するため結成された国際警備組織「チーム・アメリカ」は「救済と称して破壊を繰り返しているだけ」と非難されようと、今日も世界のどこかで憎きテロリストを無差別に攻撃し、都市を壊滅。そしてとうとうある国の独裁者がテロリストに大量破壊兵器を売りさばこうとしているとの情報をつかみ、潜入捜査を謀る。
テーマが辛らつで、リアル。実在の人物をこれでもかこれでもかとこき下ろす。でもこれを「シャレ」として流すことが出来ない人にはまずオススメできない類の作品。トレイとマットだもの、お下劣でえげつないのは当たり前、ぐらいに思っていないとまず無理。
問題のXXXのシーンはまだしも破壊や暴力のシーンが人形のくせにリアルで若干気持ち悪いのがちょっと苦手でした。まだサウスパークのほうがそのへんやんわりだったかも。内容はあちらのほうも相当過激だけれど。
とはいえ世界各国のシーンでの美術や人形1つ1つ(端役でさえ!)の衣装が素晴らしく完成度が高くてビックリ。すごいです、あの技術力。
さらに『スターウォーズ』『キル・ビル』をはじめ、いろいろな映画のパロディシーンがてんこ盛り、音楽もどこかで聴いたような、でもはじめて聴くようなパクリすれすれなパロディで、そこらへんも楽しい。
に、してもあのハリウッドスターさんたちの扱いは大丈夫なんだろうか?「笑って流して」くれたのかしら???(とくに「まっと・でいもん」)
2件のコメント
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めちゃくちゃ、笑いました。lOl
かなり前に見たので、細かい部分は、覚えてないけど。
相変わらずスゴイですよねー、この二人。
きっと日本だから大丈夫(理解されにくい)な表現もあったはず。