トランスアメリカ

トランス・アメリカ実際に観たのはずいぶん前だけれどまだ書いてなかった作品『トランスアメリカ』。(東京では公開終了してしまいましたが、全国では順次公開中だそうです!)

あらすじ(goo映画より)

男性であることに違和感を持つブリー(フェリシティ・ハフマン)は、肉体的にも女性になるため最後の手術を控えていた。そんな“彼女”の前に、突然トピー(ケヴィン・ゼガーズ)という少年が出現。彼はブリーが男だったころに出来た息子であることが判明するが、女性になりたい“彼女”は彼を養父の元へ送り返そうとする……。


主演のフェリシティ・ハフマンは人気テレビドラマ『デスパレートな妻たち』(見たことないけど面白いらしい・・・)出演等々で人気のれっきとした女優なのですが、性同一性障害の男性を見事に演じきり、また息子役のケヴィン・ゼガーズも難しい役どころを余裕をもってソツなくこなして(←褒めてますさすが子役からのたたき上げ!)、奇妙だけれど切なく温かい父と子のロードムービーとなったのでした。

よく考えると深刻で深い問題を孕んでいるテーマではあるけれど、異常事態の連続で泣くに泣けない現実に思わず笑ってしまったり、何も知らされていなかったため、突然現われた「元息子」と「孫」の登場でパニックに陥ったブリーの家族の可笑しな言動がほどよく笑いを誘います。
キャストと脚本と絶妙なバランスの佳作。ブリーとトビーの旅の展開、さらには行く末が読めそうで読めず、最初から最後まで目が離せなかったです。
こういう映画ってありそうで、あまりないのです。

ところでケヴィン・ゼガーズくんはそのルックスと演技力で「リバー・フェニックスの再来!」と言われているらしいけれど、どうでしょうかね??しかし色気は十分にありました。:oops:
ガエルみたく、このあともいい作品に恵まれるといいですね。