ほぼ日手帳はちょっとおやすみ

ここ数年はほぼ日手帳を使い続けておりましたが、いつまでたってももてあまし気味で、最終的にはあれでさえ「重い・・・」と感じるようになり、持ったり持たなかったりな日々。スケジュールは携帯入れたほうが忘れにくいなぁとか思ったり、かなりもったいないことになってしまってました。

開いたら閉じないし、書きやすい3色ボールペンはついてるし、いろいろ気の利いた、かゆいところに手が届くステキ手帳なのは事実なのですが、どうもちゃんと使えない。

ちゃんと使わないと!と思っているうちに翌年のほぼ日手帳はもれなく発売され、それも中身だけでなくステキカバーが毎年グレードアップ!他のユーザーさんの使い方をみたりきいたりで、モチベーションを上げ、よーし来年こそ!来年こそ!と思う自分にも正直ちょっと疲れました 。

ひょっとして背伸びしちゃってるのではないかなと。

とそんなわけで思い切って(?) 、「ほぼ日手帳をやめてみよう」と決めました。

とはいえ、ほぼ日手帳ほどの手帳を知ってしまっているとなかなか・・・なもので、ほぼ日手帳より小さく 、かつ実用的、かつ「つまらなすぎない」(できれば持っていてちょっと嬉しくなる)手帳を探してみました。

候補にあげたのは「サルビア手帖」。12月の手仕事手帖ということで絵本のような手帖のような楽しげな手帖でありました。装丁も可愛い!ぜひ実物をみたいなぁと思い、渋谷LOFTやら青山ブックセンターやらへ行ってみたのですが、「ない」のです。

青山ブックセンターではどうやら売り切れたもよう・・・。「実物見ずには買えないなぁ」と思いながら店内の手帳コーナーで他の手帳を物色してたところ、見つけたのが「Moleskine」。

一角にコーナーがドドンとできていて、いろーんな種類の手帳が山積みになっており、キャッチコピーが「ヘミングウェイ、ピカソ、チャトウィンが愛用していた伝統的ノートブック」とありました。

ぜんぜんノーマークでありましたこの手帳、「おお、なんだか面白そうだぞ」と食いつき、。中身をペラペラ。デイリーあり、ウィークリーあり、大判あり、小判ありでなかなかよさそうではないですか。

ちょっと調べてみようと一旦帰ってさっそく検索。ペンをさすところがないとか、ペンの種類によっては裏映りしちゃうとか、突っ込むところはあれど、「私はペンをこうやってくっつけてます!」とか「このペンが相性がいい!」とか、みなさん「自分カスタマイズ」に余念がないようで、なかなか愛されているのです。むしろそういった「いたれりつくせり」じゃないっていうところも面白いな、と思ったりして。興味もわいたところでこれに決めたのでした。

当初は見た目だけで(小さいのに分厚くて可愛い!)「 Red Twin Set (Weekly Diary 2008 + Notebook)」にしようと思ったのですが、これは見開き1週間のダイアリー手帳とノートがセットになってるもの。

ダイアリー部分は2ページで7日分が均等に区分されているレイアウトで、ちょっと使い勝手がいまひとつっぽい。短め日記用ってところか。

でもって悩んで決めたのが「Pocket Red Weekly Notebook 2008」。

・・・ひっぱったわりには一番オードソックスと思われるタイプです。

手帳部分が見開き左ページが7日間のスケジュール欄、右ページは罫線つきノート。毎日毎日そんなに書くこともないけど、1週間に1度ぐらいは気になるレシピ書いたり、思いついたアイデア書いたり、はたまた映画とかサッカーとか観にいったらそのメモとか、ちょこちょこと書けるな、と。

ほぼ日手帳に比べると「あれもない」「これもない」ですが、今の私にはこのくらいでいいのかもと思います。 これ来年1年使って「もう離れられない!」となるか「やっぱほぼ日がよかった!」となるか、はたまた「(Moleskineの)大きいノートがいいかも!」となるか。

1つにこだわり続けるのもいいけれど、ちょっと離れてみてわかる良さというのもあると思うので、ちょっと目線を変える意味でも来年はほぼ日手帳はおやすみです。