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Snow Monkey で WordPress をやり直し

Snow Monkey アドベントカレンダー2020

この投稿は Snow Monkey Advent Calendar 2020 の12月17日の投稿です。

Snow Monkey といえば日本製で大人気の有料 WordPress テーマ。これまでは多少興味はあったものの、この「年に数度の更新があったりなかったりなゆるゆるブログ」でそんなにコストをかけるわけにもいかず……で、そっと遠くから眺めるばかりなのでした。

ところが今年に入り、業務で WordPress サイトを2つほど立ち上げ & 運用することになり、「作りが今どきでカスタマイズしやすいテーマはないものか?」と、いくつか候補を出して検討した結果「Snow Monkey いいかもね。」ということになり、突如 Snow Monkey とガッツリと関わることになりました(パチパチ)。

古くから趣味で WordPress ブログを作り、極めてシンプルな自作テーマをコネコネしていたものの、ここ数年は 飽きて 忙しさにかまけ、WordPress 制作とはご無沙汰です。業務でガッツリ関わるのはもちろん初めて????

それでもどうにかこうにか公開までこぎ着けたので、その過程で身につけた WordPress 技?を記しておこうと思います。

ホームページは固定ページで!

これ恥ずかしながら全然知らなかったのですが、投稿画面からウィジェットなどで簡単&自由にレイアウトして作成した固定ページを、後述の「カスタマイズ」の「ホームページ設定」でホームページに割り当てればホームページにすることが出来るのです……!

Snow Monkey では気の利いたブロックが豊富にあるので、頑張ってコード書いたりプラグイン入れたりしなくてもいい感じのホームページが作れるわけです。

テーマカスタマイズはカスタマイズ機能で!

当たり前ですが、Snow Monkey をはじめとした公開テーマはたびたびアップデートがあり、テーマ本体に手を加えてもアップデートのたびに上書きされてしまいます。

そんなときにのためのカスタマイズ機能。気の利いたテーマなら、「ダッシュボード > 外観 > カスタマイズ」から即・細やかにカスタマイズを加えられるよう豊富な機能が実装されています。

種類別のページレイアウト、ヘッダー/フッターのデザイン、ファビコン、各ウィジェット etc…。ここをガチャガチャするだけで体裁整ってしまいます。

これまではテーマ本体のスタイルを書き替えるのが面倒なときに「追加CSS」使う程度だったよ……。

フィルターフック使いましょう

カスタマイズでできない領域〜例えばカラーパレットの色変更、HTMLの書き替え〜などは、functions.php (Snow Monkey の場合 My Snow Monkey というプラグインで)にフィルターフックを追加して行います。Snow Monkey にはフックがたくさん用意されており、これがカスタマイズのしやすさにも繋がっているのですね。

とはいえ、今回作ったサイトは基本機能でだいぶ出来てしまったのでフックはそれほどは使っていませんが、もっと腕が上がれば、自作じゃないの?レベルのオリジナルサイトが実現できますね。

WP-CLIって便利!

Snow Monkey は機能の切り分けが細やかなこともあり、ファイル数がとても多いです。そのため、ダッシュボードからアップデートすると途中でタイムアウトしエラー!ダッシュボードにも入れない……!ということがたびたびありました。

その場合は手作業でアップロードし直すわけですが、Snow Monkey サイトにログインし、zipファイルをダウンロードし……というなかなか面倒な作業。

それでもコケたりもあったので、サーバー会社に問い合わせたところ「WP-CLI ならダッシュボード入らないで出来るので、やってみてください」。

WP-CLI……きいたことはあるけどハテ……という感じだったのですが、躓きつつも SSH で接続するところまでこぎつけると、すぐに使えてエラー頻発が即解決!

ダッシュボードすら開かなくていい便利さと、エラーが出にくい安心感で最近は便利に使っています。


他にもいろいろありますが、それなりに今どきの WordPress 使いになれた気もします。今となってはこっちのブログのアラが目に付き直したくてうずうずです。

2サイトのローンチをしたところで、先の業務からは離れてしまうことになったのですが、細々とトライ&エラーを続けていこうと思います。

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