ゾワッとすることば

先日いつものようにTV Bros.を読んでいたわけなんですが、その中のコラムのひとつに「鳥肌言葉」っていうのがありまして、「鳥肌言葉」とは自分が絶対言いたくなくて、人が言っているのを聞くとゾワッと鳥肌がたつ、そんな言葉。その方がいうには(恋人やパートナーのことをいうほうの)「相方さん」とか「パクつく」「ほっこり」だそうで、誰でもそういうのあるんじゃないですかね!という話でした。

確かに、私も「相方さん」は苦手だなーと。なんとなく「うわっ」とコソッと思ってます実は。これ他の人が言う分にはまぁアリなのですが当人が言うのはねぇ。ちょっとねぇという感じ。

他にも苦手な言葉というと「○○陣」てやつで。「陣」て「戦うイメージ」があるじゃないですか!戦国時代ぽいというか。旗がはためいて陣形くんでるみたいな。あとは昭和ぽい話しちゃうとテレビで男女で対抗戦みたいのしてたりして男性陣だの女性陣だの言ってベタなやりとりをするような番組がしょっちゅうやってたのですが、ああいうイメージ。

でもこれ(男性陣、女性陣)今時の若い子がけっっっっこう普通に使ってて、聞くたびに「うぉっ」とかコソッと思ってます。そしてその彼女なり彼がよろい甲で旗を立てて陣形くんでいるのを想像してしまいます。あるいは昭和なバラエティ番組の対抗戦をベタな感じでやっているようなのとかも・・・。(ほんとすいませんて思いながら)

あとは4文字略し言葉(特に最近の Twitter でよく見られるような略し言葉)、仲間内でしか通じない言葉や専門過ぎる用語を仲間内と外関係なく使うとか、基本的に品がないのも苦手。一つ一つあげていったらキリがないですが、この辺は総じて時と場所を考えたらよいのになぁという種類のもの。まぁ、ただ略し言葉って致し方ない面もあるのかなとは思います、限られた文字数で最大伝えないという事情もあるかと思うので。

そうは言うものの、もう慣れの問題なのか世の中の流れに馴染んでしまうのか、いつの間にやらゾワッとはしなくなり自分でも普通に使うようになってたりする言葉も中にはあります。いつの間にか大丈夫になっている。そこはもうなかったことかのように流してしまっています、都合がよくてすいません。

もちろん自分も思いがけず誰かをゾワッとさせているということも大いにありえるので、一概にあれがけしからん!というつもりは毛頭ないです。みんな好きな言葉を話せばいいと思います。私の方で適当にコントロールします。たぶん逆もそうでしょう。

という、わりとどうでもいい苦手意識の話でした。