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「チェコ怪奇骨董幻想箱」と銘打ったDVDシリーズ(エプコット)に「ヌーベルヴァーグ&ニューウェイブBOX」が出て、そのなかに、なんと、ミロス・フォアマン監督の初期の、つまりチェコ時代の、2本の快作、『ブロンドの恋』(1965)と『火事だよ!カワイコちゃん』(1967)が入っているのだ!! 映画ファン必見の2作だ。
トリュフォー作品の解説・字幕翻訳でお馴染みの山田宏一さんのコラムページでちょっと興味深い作品たちを発見。
このミロス・フォアマン監督といえばチェコ出身、プラハでシナリオと演出を学んだ後、助監督や脚本家として活動を始め評価され、その後「プラハの春」を機に渡米しその後は『カッコーの巣の上で』『アマデウス』等々で名をはせた有名監督。
その監督が若かりしチェコ時代に撮ったというカルト作品らしいのです。
詳しくは件のページを見ていただくとして(どこを引用すればいいのかわからないほど文章がステキなので)、そのセンスは抜群だったようです。アメリカ時代の巨匠然とした作品とは違ってこちらの作品群は「プラハの春」という時代の空気も手伝って若々しくみずみずしい小品といった感じ。機会があったら是非チェックしたい2作品です。