『女神が家にやってきた』レンタルDVDでの鑑賞。
仕事中毒で家族を省みない弁護士ピーター(そのため妻子は家出)が、仕事の合間の出会い系チャットにハマり、そこで出会った美人弁護士シャーリーンとデートの約束をしたはいいが、実際に会ってみると写真とは似ても似つかないうえに巷を騒がせている脱獄囚だった・・・!
チャットでは知的な会話をこなすシャーリーンが、実は脱獄囚。でもそれはえん罪での投獄で、無実を証明して救い出して欲しいと迫る。
メインキャラクタの二人はアメリカでは大人気のスティーヴ・マーティンとクイーン・ラティファ。日本ではそれほど知名度ないのでイマイチありがたみも薄め。
凶悪な犯罪者(見た目だけはいかにもな黒人女性)が実は独学で勉強したインテリ、というのがミソなはずが、シャーリーンの知的なところというのがイマイチ判りづらい。
やたら暴れるし、あれじゃ別な意味では立派な犯罪者。
白人=ホワイトカラー=高所得者 vs 有色=ブルーカラー=低所得者、といった対比が「今どき?」というぐらいハッキリと描かれていて、目新しさがあまりない感じがした。
白人が黒人だらけのクラブに行ってどうだとか、白人だらけの高級ホテルのラウンジでどうとか。まぁ、それだけ根強いものがあるのだろうなぁと思ったぐらいで。
そんなわけで全体的には散漫なピントがほやけた印象。
ただ、MTVムービー・アワードで「格闘シーン賞」受賞のクイーン・ラティファvsミッシー・パイルの格闘シーンはもの凄かったです。ある意味キルビル2と張ります。まぁ本筋にはほとんど関係ないけれど。
作品データ
タイトル | 女神が家にやってきた |
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監督 | アダム・シャンクマン |
キャスト | スティーヴ・マーティン、クイーン・ラティファ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2003 |
ジャンル | コメディ |
備考 |